〇コンセプト(概要)
「運動をライフスタイルに!」
RESCUE-GYMでは誰もが気軽に運動できるような環境を整えています。運動経験が少なくどんなことから始めればよいか分からないという方から、運動経験者やサーファーの方でフィジカル強化を目指したい方、パーソナルトレーニングは少し敷居が高いので手軽に身体を動かしたい方など、どなたでも気軽に通いやすく、運動が楽しめるとてもアットホームな雰囲気のジムです。少しでも興味がある方は気軽にお試しください。
〇コンセプト(詳細)
●プロフィール
・氏 名 塚本 朋彦(ツカモト トモヒコ)
・生年月日 1977年9月23日生まれ
・経 歴 大学卒業後、東京消防庁に入庁。都内の各消防署や本庁にて様々な部隊に従事した後、依願退職。トレーナーとしての道を歩む。
・趣 味 サーフィン、キャンプ、格闘技観戦
・スポーツ歴 野球、修斗、キックボクシング、サーフィン
●健康と死生観
・消防士のときは救急現場でたくさんの人の最期をみてきました。
・家族に看取られて穏やかに迎える場合もあれば、不幸にも交通事故で若くして亡くなってしまった方もいます。
・このような現場を毎日のように見てきたからか、心の中で自身や家族など身近な人に対する健康と死生観が少しずつ芽生えてきて、いつしか深く考えるようになりました。
●災害現場での救助救急活動だけではすべての人を救えない。
・救急車の利用者数は年々増加しており下がる気配がありません。
・日本は10年以上前に超高齢社会に突入したばかりで今後も同様に救急利用者は増えることが予想できます。
・いくら自分が災害現場で奮闘しても救える人の数は限られます。
・一方で超過死亡者数は年々増すばかり。
・このような悔しいというか歯がゆい思いをいつしか強く抱くようになりました。
・医療は発展しているのになぜ国民医療費は減らないのか、平均寿命は延びているが、なぜ健康寿命との差が埋まらないのか、健康にまつわる色々なことに疑問を抱くようにもなってきました。
・そんな中、運動というものがケガだけでなく生活習慣病のほか様々な疾病に対して高い予防効果があることを知ります。
・しかも運動は病気やケガ予防だけでなく、私たち人間の健康と幸福に与える影響が計り知れないということも学び、理解するに至りました。
・昔から運動は良いとは知っていたけど、なんとなく知っていたくらいでここまで理解していませんでした。
・おそらく周囲の人も同じように詳しくは知らないのだろうと思いました。
・中高年層が定期に運動をして健康な生活を送ることができれば、国民医療費が下がり、労働力は増え生産性が上がることが期待でき、医療費にかけていた予算を経済活性化や子育ての政策に回すこともできます。
・運動の好影響は経済的な側面以外にも様々な可能性を秘めています。
・寝たきりや認知症の患者の家族の方は、程度の差はあれとても疲弊しています。
・高齢者に多くみられる大腿部頚部骨折は治療後の予後が悪く、50%の方は発症以前のように歩けなくなり、寝たきりになってしまう方も多くいます。また、発症後1年以内に10%の方が亡くなっているという現実もあります。
・認知症は65歳以上の7人に一人が発症しており、今後さらに増え続けると予想されています。
・転倒による骨折や認知症などはいずれも定期の運動によって予防できる可能性が高いと思っています。
・そしてガンなどの生活習慣病はじめ健康寿命を下げる様々な疾患も運動により予防できる可能性が高いと言われています。
・一人一人が健康を維持することは、周りの家族を疲弊させない、苦労させないためにも非常に重要です。
・「身体に悪いと分かっていても好きなものを食べて好きなことをして、自分は太く短い人生でいいんだ」というセリフを昔よく聞きましたが、その考えは決して家族のためにはならないと思っています。
・私たち大人が健康であり続けることは残された家族、とくに将来の子供たちの幸せのため、疲弊させないためにはとくに必要なことです。
・家族を疲弊させないためにも、自身が末永く健康で元気でいなければならないのです。
・しかし、日本では定期に運動している人が人口比でわずか約3%と少なく、アメリカの約18%に到底追いついていないことも知りました。
・定期に運動することの素晴らしさを伝えて、これまで救えなかった人たちを救いたい、その思いがトレーナーを目指すようになったきっかけです。
●トレーニングの難しさ
・消防士のときは毎日のようにトレーニングしていて、時には激しく自身の身体を追い込んで鍛えていました。
・消防士はもとからトレーニングが好きで得意な人が多いのですが、運動理論や解剖学に詳しい人は少ないため、科学的に効果のあるトレーニングというものは僕が勤務した消防署ではほとんど行われていませんでした。
・僕自身、怪我が絶えずいつもどこかに故障を抱えていて、仕事のパフォーマンスにもマイナスの影響が出てしまっていたこともあります。
・これは消防士に限らずどなたでもよく陥ることではないでしょうか。
・筋トレや有酸素運動は身体によいというのは誰もが理解しています。でも具体的にどのような運動をどの頻度でどの強度で何回くらい行えばよいのか、皆さん知っているでしょうか。
・アスリートや消防士などは、どちらかというとやりすぎてしまい怪我をするパターンが多いのです。
・基本の考え方は、年齢や性別、既往症、スポーツ歴、関節可動域、筋繊維の遺伝的種類、好み、運動の目的、その人の運動能力など様々な要因によってトレーニング内容は全く変わってしまいます。
・つまり、最適解は人によってすべて異なるということです。
・これはアスリートも一般人も同じです。
・だから、一律の基準というもの自体、本来は必要ないのです。
・逆に一律の基準があると、人によってはそこに無理に到達しようとして怪我をしてしまう可能性が高まります。
・人それぞれトレーニング内容が異なるということを理解するべきで、よくSNSなどで「これだけやれば痩せる」とか「最速ボディメイク方法」などは当然すべての人に当てはまらないのです。
・運動はとても健康に良いのですが、誤った運動を過度に行うと、目標まで遠回りしてしまい、最悪はケガに繋がります。いつまでも継続して運動するために、それだけは避けてほしいと願っています。
●RESCUE-GYMの名前の由来
・まずRESCUE=助けるという意味ですが、「僕が皆さんを助ける」のではなく、「皆さんが皆さん自身を助ける」という願いを込めて付けました。
・防災用語で「自助」「共助」「公助」という言葉があります。
・公助とは、災害時に警察や消防などの公的機関から助けてもらうという意味です。
・自助とは、災害時に自分で自分の身を守るという意味です。
・このジムの主役は皆さん自身です。
・運動するのは誰から何を言われようが、自分自身です。
・トレーナーからいくら励まされても、運動するしないの判断をするのは自分自身です。
・ただ、運動した恩恵を受けるのは、やっぱり自分です。
・運動はまさしく自分自身の身を守る「自助」そのものです。
・僕の運動指導で皆さんを健康にする、皆さんを助けるRESCUEということではなく、僕が運動の素晴らしさと方法を伝えて、皆さんのマインドを変化させて、皆さんが自分の意志で運動して自身の人生を豊かに暮らす、自分の人生を守ってほしいという強い希望が込められています。
・実はそのような想いもあって、パーソナルトレーニング以外にセルフトレーニングの場所も提供しようと考えました。
・パーソナルトレーニングは金銭的に敷居が高いと感じている方はまだまだいらっしゃいますので、そのような方にも気軽に運動できるスペースを作りたいと思ったのです。
・運動習慣のない方がセルフで手頃に始めてみて、運動が楽しくなったり運動に慣れてきたら、更なるレベルアップを目指してパーソナルトレーニングに移行する、このような流れもできるかなと。
・そして、ある程度運動のやり方を覚えたら、最終的には自宅で自身のペースで運動できるようになれば最高ですね。その方はもう心配いりません。
・ですから、まずはジムでの運動習慣をしっかり身に付けることができるように、RESCUE-GYMがお手伝いいたします。
・RESCUE-GYMは「公助」ではなく「共助」(地域やコミュニティなどが協力して助け合うこと)という考え方も大切にしています。私たちがお客様に指導するというより、あなたのより良い人生を私たちと一緒に築いていけることができれば、こんな嬉しいことはありません!